FF8 初体験 .1
直前の画面に戻るWritten by サエ

1 / 2 / 3 / 4 次のページ ►

雷神の攻撃「1」!
風神の攻撃「1」!!
サイファーの攻撃「1+α(ガンブレード分)」!!

三人は、貰いたての武器の成果を味わうため
訓練場へやってきていた。
まだ年少組で保護者なしでは外へ出られないからこそ
ここへきたのだが出会った相手が
訓練場一の暴れん坊アルケオダイノスでは分が悪い・・・。

「ダメなんだもんよーーー(泣)」そして殴り倒される
「最弱―――(泣)」そして殴り倒される
(ガーーーン!!どうしよう・・・)そして・・・

そして、サイファーにトドメの一撃が繰り出される寸前に
監視員の生徒達がやってきて何とか救出された三人。
救護班が、雷神風神にレイズを唱えてやる。

「一年生で訓練所に来るなんて、無茶な坊主たちだな!?」
「おまけに、GF装備してないじゃないか!?」
「GFって、なんだよぅ」
「それ、今度の授業で教えてもらうんだもんよ。」
「おいおい・・・ならちゃんと勉強してからくるんだな。」
「訓練所のお約束で、ここはGF装備が必須条件なんだぞ!」

訓練所入り口まで案内され、追い出される三人。

「へへ・・・失敗しちゃった。」
「・・・無謀・・・?」
「死んじゃったんだもんよ。怖かったんだもんよ。」
「へへ・・・わり〜いぃ〜わり〜〜〜ぃ。」
「今度の授業で、じーえふ、とか言うの習ってからまた来ようぜ!」


そして、GF授業の日。
今回も特別な授業なので、教鞭をとっているのはシド学園長だ。
足元には、ダンボール箱が置かれている。

「・・・はいはいはい。」
「もう皆、自分の武器の使用方法は確認しましたね。」
「はーい!」
「それでは、次のステップに進みましょう。」
「これは、GFといいます。」
「今から配りますので、適当に一つずつ取ってくださいね。」

ダンボールの中には丸い球がたくさん入っていた。
それが前からまわされ、生徒達はそのボールをひとつずつ取っていく。
最後にサイファーたちのところにダンボールがまわってきた時、
その中にはボールがまだ5つほど残っていた。
ちゃっかりものの三人はそれを全部キープしてしまう。

「それでは、軽く説明をしましょう。」
「これがGFで皆に力を貸してくれるお友達です。」
「はっきりいって、GFなしの戦闘は自殺行為です。」

サイファー、その言葉を聞いて雷神風神から睨まれる・・・。

「GFは、皆さんの心の中に居候するんですね。」
「え?元からあった思い出が消えちゃうって?」
「ほほほほほ。そんな危ないものに私は使用許可は出しませんよ。」
「安心して、ドンドンガンガン使用しましょうね。」

しかしGFの仕組みは複雑だ。
論より証拠ということで、生徒達は校庭へと移動する。
校庭中央には、何やらカーテンで覆われたゲージが用意されていた。

1 / 2 / 3 / 4 次のページ ►  ページトップ▲

inserted by FC2 system